「星の王子さま」サン=テグジュペリ
「じゃ秘密を言うよ。
簡単なことなんだ。
ものは心で見る。
肝心なことは目ではみえない」
忘れないように繰り返しときます。
「肝心なことは目では見えない」
みなさん、『星の王子さま』を読んだことはありますか?
星の王子さまは哲学書
子供が読んでも面白いし、大人が読んでも面白い!!
子供の時に読んだ感想と、大人になってから読んだ感想は
全然違ったものになるんだなぁ。
お話として単純に楽しめますし、哲学として思考してみるのも面白いです。
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サハラ砂漠で飛行機の故障により一人取り残されたぼく。
人が住む土地から1000マイルも離れた砂漠で不思議な子供ーー王子さまに出会った。
王子さまはここではない何処か別の小さな星からやってきたという。
王子さまは地球にやってくるまでに様々な星を旅してきました。
王様、うぬぼれ屋、のんべぇ、ビジネスマン、点灯夫、学者…。
なぜ王子さまは星を離れて旅にでたのか。
目には見えない大切な時間を共に過ごしたバラとの関係とは。
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地球で王子さまは自分が大切に育ててきたバラとそっくりのバラと出会います。
1本どころちゃうで
5000本以上もあるねん…(白目)
世界でたった一本しかないと思っていたのに。。。
驚愕!!
自分のバラが特別じゃないことに気づいた王子さま。
悲しみに暮れる王子さま。。。
そんなときにキツネと出会うんですね。
「一緒にあそぼうよ。いますごく悲しい気分なんだよ。」
と王子さまがキツネを誘ったんですが
「あそべないよ。俺は飼いならされてないから。」
と言われてしまいます。
(王子様)
か、飼いならすだと。。。
ドドドドドドドドド
これはつまり絆をつくるという意味です。
お互いがまだ、かけがえのない存在ではないのです。
だからキツネは遊べないよ、と答えたんですね。
ではどうしたら王子さまとキツネはかけがえのない存在になれるのでしょうか?
それは目には見えない時間を積み上げるしかありません。
これはバラにもいえることです。
たとえ姿形が同じバラが何千本とあろうとも
王子さまのバラはこの世でたった一本です。
「肝心なことは目ではみえない。
きみがバラのために費やした時間の分だけ、バラはきみにとって大事なんだ。」
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そんなに仲良くない上司に飲みに誘われた時はこう言いましょう。
「すみません。僕まだ飼いならされてないんで。」
あ。
これはこれで、なんだか…別の(怪しい)意味になりますね。←
『星の王子さま』
タイトルは知ってるけど読んだことのない方。
子供のころに読んだけどもう一度読みたい方。
是非読んでみてください♪